テクスト引用:スベトラーナ・アレクシエービッチ著
『チェルノブイリの祈り――未来の物語』(松本妙子訳/岩波現代文庫)

ニューヨークに滞在した鈴木ユキオが偶然出会った1冊の本、
スベトラーナ・アレクシエービッチ(2015年ノーベル文学賞受賞作家)の『チェルノブイリの祈りーー未来の物語』。
それは、彼の背中を少し押した。
日本にいたら、躊躇や恐れで手を触れられなかっただろうという。
テキストとの距離、男女5名の身体が静かに近づき、遠ざかりゆがみ続ける空間。
人間の無邪気さと愚かさ、そして命のたくましさと尊さが、浮かび上がる。
淡々と紡がれる時間の中で、現代を生きる実感と覚悟を描き話題になった
『微分の堆積』(2016年東京・シアタートラム初演)を完全リメイクし、上演。
振付・演出・出演:鈴木ユキオ
出演:安次嶺菜緒、堀井妙子、赤木はるか、竹内英明
舞台監督:河内崇
照明:加藤泉
サウンドデザイン:齋藤梅生
■日時:2017年11月25日(土)15:00開演★
11月26日(日)15:00開演
※ロビー開場は開演の30分前
※開演10分前から整理番号順に客席へご入場いただきます。
★11月25日(土)15:00の回では、ポスト・パフォーマンス・トークを行います。
(鈴木ユキオ、ゲスト:佐々木敦(批評家))
■会場:京都芸術劇場 春秋座 特設客席(京都造形芸術大学内)
■一般発売日:9月6日(水)10:00~ 劇場オンラインチケットストアにて受付
■料金:一般価格3,000円(当日500円増) ⇒ 瓜生山同窓会会員特別価格700円
(整理番号付き自由席、税込)
公演詳細はこちらでご確認ください。↓
http://k-pac.org/?p=3307
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【関連企画】鈴木ユキオ(ダンサー・振付家)×筒井潤(劇作家・演出家・俳優)トーク
新作『堆積』で、身体の生存への意志を結実しようとする鈴木ユキオと、
『ソコナイ図』で死そのものとダイレクトに向かいあう作品を提示した筒井潤がはじめて京都と東京で対話を行います。
対極から出発するようなその在り方を互いがどのように考え、言葉を交換するのか密度の濃い対話をご期待ください。
(参加無料/要事前申込み)
京都:10/21(土)13:00~ ロームシアター京都 会議室1
KYOTO EXPERIMENT 2017 関連イベント「今、どのあたりですか?――社会と対峙する身体」
お問い合わせ:京都芸術劇場チケットセンター TEL:075-791-8240(平日10-17時)
WEB:http://k-pac.org/?p=3307
東京:11/1(水)19:00~ 世田谷文化生活情報センター ワークショップルーム
お問い合わせ:世田谷パブリックシアター TEL:03-5432-1526
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