コラム

2016.4.02 ( Sat )

卒業生支援のギャラリー始動!

こんにちは。
大学事務局長の吉田です。

この春から、北白川通り沿いに新しい校舎が完成しています。
(元スーパーMichaelがあった場所です)

その校舎の名前は、「智勇館」(ちゆうかん)。

主には、通学部の情報デザイン学科と通信教育部のデザイン科のスクーリングに使用する校舎になります。

さて、この校舎の1階の半分のスペースは、
北白川通り沿いという立地も考慮して、「ギャラリースペース」として活用していきます。

ただ、単なる学内のギャラリースペースとしてではなく、
卒業後に本気で作家活動を続けていきたい卒業生の中で、
本学の定める諸条件を満たした皆さんを所属アーティストとして登録し、
この場所での展示はもちろんのことながら、広く社会に向けて作品および作家自身を発信していこうと考えています。

その支援の仕組みとして構築していこうという取り組みです。

今日(4/2)から入学する新入生を出迎える意味でも、
急ピッチで作業を進めました。

記念すべき第一号の展示は、この春修了したばかりの修了生を2名ピックアップ。


大学院修士課程を修了した品川美香さんの作品


同じく、大学院修士課程を修了した中村萌さんの作品。

2点とも、先月まで行われた「卒業展/修了展」で話題を集めた作品です。
(もちろん、これらの作品は実際に購入することができる仕組みになっています。)

このように、本学を巣立った卒業生の皆さんが、
卒業後も自身の目標を実現できるように、様々な仕組みを構築していきたいと考えています。

ぜひ、大学に足を運ばれた際は、智勇館1階のギャラリーもご覧ください。
 
 
執筆者
吉田 大作
京都造形芸術大学 事務局長

1年間に100本以上の講演依頼を受け、毎年国内外の2万人の高校生・大学生に講演を行う。
大学では、全13学科21コースの学生を対象とした『キャリアデザイン』の授業を担当。
日本で最も高校生や大学生に直接講演をしている大学関係者」と数えられる。
その過程で得られた国内外の教育の現状やキャリア指導の視点から、日本の教育環境に対して様々な問題解決の提言を行っている。
全国各地の高校から、「進路を検討する前に考えておくべきこと」「プレゼンテーションの鬼」「コミュニケーション」「問題解決ワークショップ」などの進路講演の依頼を受ける他、教員向けの研修、保護者向けの講演、なども多数行っている。

 

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